一人旅はおかしい?理解してくれない時の対処法
え、一人旅してるの?何で一人で?それって楽しいの?
一人旅をした人はこのような質問をされることが多々あります。
こうした質問を受けると「え、一人旅っておかしいのかな?」とネガティブに考えてしまいがちです。
私も始めたての頃はそうした思考に陥りがちでした。
しかし、今ではそうした質問を受けても全く困惑することはありません。
ここでは一人旅を有人や知人が「理解してくれない時の対処法」をお教えします。
目次
原則「理解の強要はやめるべき」
理解してくれない時の対処法、と言いながら最初に反対のような注意点を書きます。
それは「理解してくれないからといって、理解を強要してはならない」ということです。
人はそれぞれが独自の価値観を持っています。
他人があなたの一人旅を理解しないように、あなたも他人の趣味で理解できないものがあるはずです。
例えば「アイドルのおっかけ」「プラモデル」「エアガン」…こういった趣味は一般的に理解を得づらいでしょう。
それを「いやいや、こうだから面白いんだよ!」と論理的に説明されても、絶対に受け入れられない人はいます。
ですから「どうしたら理解を得られるか」ということに執着するのではなく「どうしたらスマートに回答して理解を得やすいか」と考えるべきです。
「一人旅はおかしい?」
結論はおかしくない
次に一人旅がおかしいのかも?と自信を失くしかけている私達自身が一人旅がおかしいのか、について考えましょう。
結論から言えば一人旅は全くおかしいことではありません。
まず前提として価値観は人それぞれあるべきですから、おかしいかどうかを議論するのがおかしいのです。
(マイノリティーであるから変わってるというのは一理ありますが)
なぜ一人旅がおかしいと考える人がいるのか?
それは一人旅がマイノリティーで馴染みの薄いものだからです。
(最近はやる人が増えていると思いますが)
例えばまだ馴染みの薄いボルダリングも「人工的な岩を登って何が楽しいの?」と考える人がいるかもしれません。
サッカーも極論を言えば「ボールを蹴ってゴールに入れるだけで何が楽しいの?手使えよ」とも言えます。しかしそんなことを言う人は99.99%いません。
この差は一般への認知度・普及度に違いがあると思われます。
一人旅も認知されてないゆえに、楽しさや内容が分かりません。そして「旅=複数でするもの」という固定観念により一人旅がおかしいものと考えてしまうのでしょう。
一人旅を理解してくれない時の対処法
一人旅の魅力を自信を持って説明する
まず基本的なことですが一人旅の魅力をスマートに説明することが大切です。
この時、大切なのがまず本当に楽しいものだと自信を持って話すことです。
「誰も一緒に行ってくれないから一人で…ご飯食べたり…」なんて言っても誰も共感してくれません。
「日本全国の各地を旅して、現地の名産品を食べたり、歴史ある文化財を見たり、現地の人と交流したりして楽しいよ!」と伝えると全然印象は違いますね。
あるいは
「青春18きっぷで途中下車して美味しいもの食べたり城を巡りながら、東京から京都まで行ったよ!」
とか
「野生のウサギがたくさん生息している島に行ってウサギに埋もれてきたよ!」
といいったエピソードも交えることも有効でしょう。
本当に楽しそうに話していれば、共感はしてくれなくても認めてはくれるかもしれません。
写真や動画を使う
言葉だけで楽しさを説明するのは難しいことです。
そんな時は写真・動画を使いましょう。
こんな旅先の写真や
こんな美味しそうな写真
こんなかわいい猫の写真
こういったものを見せれば「良いかも」と思ってくれるかもしれません。
グループ旅行との違い・メリットを説明する
これは前提として付け加える程度の説明が良いのですが…
「一人旅だとGWとか繁忙期をずらして、半値以下で行きたいところに自由に回れるから良いよ!」と説明することも有効です。
グループ旅行は私も好きではありますが、食べたいものや行きたいところに気を使うことも多々あります。
また全員で予定を合わせようとすると飛行機の金額は閑散期の3倍~4倍するし、とにかくどこも混みます。
なのでこの説明は有効ではありますが、注意としては一人旅の方が優れているという論調にならないようにすることです。
それぞれメリット・デメリットがありますし、比較して優劣をつけるのは良くありません。
なので最後に付け足す程度の説明としましょう。
本当に好きなことは適度に配慮を持ちつつ全力で楽しもう
本当に好きなことなら後ろめたさを持たずに全力で楽しむべきです。
しかし、周囲から疑問の目を持たれながら楽しむのも気持ちの良いものではありません。
そんな時にはここで紹介したような気構えと方法で説明してみてください!