鹿児島の歴史・自然・景色が楽しめる「島津家別邸 名勝 仙巌園」

鹿児島県で歴史も自然も景色も楽しみたい!

オマケに鹿児島市内から近い所が良い!

そんな欲張りさんにピッタリなのが「島津家別邸 名勝 仙巌園(読み方はせんがんえん)」です。

仙巌園の特徴

歴史「薩摩藩主 島津氏の別邸跡・庭園」

仙巌園は薩摩藩主 島津氏の別邸跡及び庭園です。
江戸時代は1658年、第19代当主であった島津久光氏によって造園されました。

個人の庭園と言っても敷地面積は約5ヘクタール(1ヘクタールは1万平方メートル)であり、東京ドームより大きいくらいの大きさです。

また名勝にも指定されており、その文化的価値も認められています。

数百年受け継がれてきた庭園や建物、そして自然は歴史が感じられます。

御殿や大池は大河ドラマ「西郷どん」でも使わたものなので、見た人はより楽しめると思います。

また庭園から見える千尋巌は1814年に述べ3900人あまりの人員で3ヶ月かけて岩に文字を刻んだもので、当時の技術を考えると大変な工程だっただろうと感銘を受けました。

自然「美しい庭園と山・水」

というわけで庭園というにはあまりにも広い仙巌園ですが、庭園の美しさも素晴らしいです。

THE日本の庭園という感じの池、梅や桜の木などが見られます。

梅の花をバックにした桜島はとても美しいものでした。

私が行ったときにもたくさんの庭師の方々が手入れをされていましたが、管理するのも大変そうですね。

景色「借景技法を用いた桜島と錦江湾の景観」

仙巌園の景色・景観の特徴は借景技法を用いていることです。

大きな庭園では「大きな池」や「大きな築山(人工的な山)」などが一般的ですが、仙巌園にはありません。

というのも仙巌園ではスケールが大きい話ですが桜島を築山に、そして錦江湾(鹿児島湾)を見立てているのです。

借景技法とは庭園外の自然物等を庭園の背景とすることで、景観をつくる造園技法です。

桜島と錦江湾が見える仙巌園だからこそできることですね。

美味しいグルメ「両棒餅(ぢゃんぼ餅)」もオススメ

仙巌園には食事や軽食が楽しめるお店がいくつかあります。

その中の一つ、両棒餅はサクッと食べられてオススメです。

名前の由来は武士が大小(本差と脇差の2本の刀)を差しているのを「両棒差し(ぢゃんぼ差し)」と呼んでおり、餅に二本の竹串を差した格好が似ていたことから来ています。

天保年間(1830年~)以前から作られており、薩摩武士や藩主・家臣の方々も食べていたそうです。

お味の方は…意外にもと言ったら失礼ですが美味しかったです。

平たい形が特徴的ですが、この形がお団子の最適解なのではと思ってしまいました。

仙巌園の料金

仙巌園の入場料は大人1500円もしくは1000円です。

両者の違いは御殿を見学できるかできないかの違いです。

私としては楽しんで勉強させてもらってこの料金ということで…最高でした。

仙巌園に行ったYouTube動画

YouTubeでは仙巌園に実際に行った動画を投稿しています。

動画内では両棒餅もしっかり食べています。

同じ動画内では白くまアイスのむじゃきや鹿児島空港の米米麦麦などにも行っているので、良かったら見てみてください!

仙巌園の場所・WEBページ

仙巌園は鹿児島中央駅から約5km強ととても近いです。

車があれば25分程度で着きますが、電車でのアクセスは微妙で徒歩だと往復はちょっと辛いですね。

レンタカーがなければオススメはバスです。

カゴシマシティビューという観光バスも出ており、私はそれで行きました。

仙巌園 公式サイト

カゴシマシティビュー(鹿児島市交通局)

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